【続】俺を嫌いになればいい。






恐る恐る振り向けば、わたしが倒れたのは人の胸の中だと言うことが分かった。





「…智輝、君?」





後ろにいたのは肩で息をする“智輝君”だった。





「…はあっ、ぎ、ギリギリセーフ?


…っはぁ、はぁ…っ」





辛そうにしながらも口角を上げる男の子の名前は確か智輝君だった気がする。



よく飛鳥と一緒にいる茶髪の男の子。