払いのけられたことに驚きながらも、ニコッとする祇儀。怒りがこみ上げ続けている虎黎を見つめながら「あっ、ちがうの?」と話す。

「違うわよ!!あんたみたいな“おじさん”に興味は無いわ。」
「ほ~。じゃ、今何しようとしたのかな~(笑)」

むすっとする虎黎にニヤニヤしながら迫る祇儀。虎黎はそんな祇儀に恐怖を感じ始める。


「何で教えないといけないわけ?!」
「だって知りたいんだもん。」

「・・・うっざい!超うざい!!」

そういうと、虎黎はいきなり力強く扇子を振った。その瞬間、強い風と共に酷紫蝶がたくさん飛び出し、祇儀にまとわりつくのだが・・・。