【実穂サイド】
「実穂とは距離を置いた付き合いするわよ」
「そうね。私も、そうさせてもらう」
千夏と薫の言葉が離れない。
そして、
「実穂ごめんね。
友達だと思っていたから、噂を流しているのが実穂だとは信じたくなかった。
でも調べるほどに、あなたしかいないとなって…ホントにごめん」
悲しそうに、淋しそうに言う千夏の顔が離れてくれない。
放課後の教室で、私は本当に千夏と薫を失ってしまったと痛感した。
2人は、中野さん·三澤さんと楽しそうに帰って行った。
真由·祐子·遥も、3人で帰ってしまった。
今の私、独りぼっち…
でも仕方がない。
自分で招いたことだから。
私は帰り支度をすると、かばんを持ち昇降口に向かった…
「実穂とは距離を置いた付き合いするわよ」
「そうね。私も、そうさせてもらう」
千夏と薫の言葉が離れない。
そして、
「実穂ごめんね。
友達だと思っていたから、噂を流しているのが実穂だとは信じたくなかった。
でも調べるほどに、あなたしかいないとなって…ホントにごめん」
悲しそうに、淋しそうに言う千夏の顔が離れてくれない。
放課後の教室で、私は本当に千夏と薫を失ってしまったと痛感した。
2人は、中野さん·三澤さんと楽しそうに帰って行った。
真由·祐子·遥も、3人で帰ってしまった。
今の私、独りぼっち…
でも仕方がない。
自分で招いたことだから。
私は帰り支度をすると、かばんを持ち昇降口に向かった…


