春君は・・・そんなお母さんの事も考えてくれてるんだよね。


不安になってた私が馬鹿みたい。ありがとね、春君。


「ただいま〜!ってアレ?笑美??」


「おかえり。」


またそういう反応?


「春馬のとこちゃうの?」


「夏紀君?」


お姉ちゃんの後ろに続く夏紀君。

「そうやで〜夏紀君やで〜」


「何言ってんの。」


こうやって見ると、本当にお似合いだな、この二人は。


「春馬は?」


「うーん?何かたまには家族でだんらんしたらー?って。」


「ほー。」


ほー。って・・・・、
ほー。って・・・・、


馬鹿にしてる・・・。


「あら、春馬君も来たらよかったのに。」


「うーん。」


きっと春君にも考えてる事があるんだろうし。


「夏紀君は?泊まってくの?」


「おーまぁな、変な声が聞こえたらごめんな?」


「ちょっ!?なっ!?えっ!?」

相変わらず、エロいのには変わりないんだね・・・。


後ろではケラケラと笑い声が聞こえる。


お姉ちゃん、
ついていけるか?
お姉ちゃん・・・。


思わず一句。