その瞬間ユズが華恋の頭を叩いた。 「いったぁ、何するのー」 『馬鹿じゃないの。自分から名乗ったら、「拉致って下さい」って言ってるのと同じでしょ』 親友なのに容赦の無い言葉。 確かにユズの言う通りだ。 『それに、今更"よろしく"したって戻らないんだから』