本当に安心した、
一人で何かを探るのは
やはりつらかった

どんなに覚悟を決めても、
結局私は弱い・・・
虚勢を張っても出来ることが
限られてるから、
「あなたが動いてくれたら
 100人力だもの、
 私は大人しく祈ってるわ」
嬉しかったから素直に言葉が出てきた

「よろしくお願いします」
そういうと彼は口角をふっとあげて
優しく言った

「俺の国の事だ・・・」
それは、私を拒絶する言葉でなくて、
彼流の引き受けたってことだって分かった。

だから私も微笑を返した。