なのにだ・・・
あんなに熱い思いが存在する
事があるのだ・・・
というか、そんなんばっかだ。
両親だってそうだし、
振り返れば、みんな気持ちに正直に
愛し・・・愛されて・・・

いちどだって・・・
男女間でのそれが
私に向けられたことはないのだ・・・

最初はそれが当たり前に
あるのだと信じていた。

でも・・何度か繰り返すうちに・・・
それは私に向けられることは
ないのではないかと思い始めた。
そのうちに、好意からいずれは
ゆっくり愛情になればよくて・・・
だから・・・私には・・・
王族の結婚に気持ちは
最初にはいらない・・・
そう思い込むようにしている。

チャンスがあればものにする
攻めて落として虜にしてみせる!!

そう意気込むのに・・
結局、私が好きになってしまうのだ。

そして、好きになった人の幸せは、
祈らずにはいられない