でもなぁ…… 花梨には引っ掛かる事がある。 確かどっかで先輩と会ったことがあるんだよなぁ…… 初めて見た時からそんな気がしてならなかった。 まぁあれか、あんなイケメンだから街や学校で見ても目立つもんね。 そう思い亮に返信をした。 『私こそよろしくお願いします』、と。 最後に花梨、と付け加えた所で夕飯を知らせる母の声が聞こえ、急いで着替えリビングへと向かった。