「片付けも終わったことだし、お隣さんにあいさつ、行くべきよね……」



私の部屋は1003号室。右隣の方は空き部屋みたいだけど、大家さんによると左隣の方は一つ上の学生が住んでるみたい。



話によると、女の人みたいだしなんか安心。





と、思いながらお隣さんにご挨拶の時に渡そうと思っていたお菓子の詰め合わせを手に取った。



同じ大学かわかんないけど、多分まだどこも学校は始まってないはずだし、



家にはいるはず………だよね!



私はそう思い自分の部屋を出て、隣の1004号室のドアの前にきてみた。




遊び行ってたりするかもだけど、
とりあえず暇な時に一度行ってみよう!!!


私は決心し、インターホンを押した。




ピンポーン



やばい緊張ー!!!



ドキドキしながら扉が開くのを待つ。



が、、、


しーん


扉の開く気配はない。


やぱ休みの昼間だし出かけてるよね……


また夕方くらいに来てみよう。