「えっ!?」 気がつけば、俺は松河さんを抱きしめていた。 でも、今は離す気はない。 松河さんのぬくもりを感じる。 「杉山君…ダメだよ…‥杉山君まで変な目で見られちゃう」 「杉山君も知ってるんでしょ? わたしのお父さんは殺人鬼なの。 わたしも殺人鬼みたいなもん…わたしにもう関わらないほうがいいよ」 松河さんはそう言うと、顔をくしゃりと歪めて俯く。