「そうだな。」


「絢斗・・・・ゴホゴホ・・・・」


『彼女さん大丈夫なのかよ。今咳しなかった?』


「あぁ、じゃあね。また後でかけ直すよ」


『分かった。じゃあな』


電話を切ると急いで芹奈の所へ行った。


しんどそうな芹奈・・・・


顔が青白い。


「大丈夫か?芹奈、なんか欲しいものあるか?あるなら買ってきてやるから。心配するなよ。」


そう言うと芹奈は微笑みながらこう言った。