あの日から…

僕は、一度も桜依を忘れたことは無い

忘れられるはず無い。
初めて、僕が愛した人なんだ

急に後ろから強い風が吹き
葉が宙を舞った

備えていた花も空に舞い上がった

青空の彼方で君が笑っているような…
そんな気がした

桜依の前に備えた花の花言葉は


シオン  ”あなたを忘れない”

これが…僕の初恋。
ずっと僕の心の中で君は…生きている。



─僕は君を忘れないよ─


…END