藍斗side

次の日...


は!?




どういうことだ?



俺はりなに会いたくてりなのクラスを探した。

A組~E組まで探したのに...



ない。



佐藤りな、なんてどこにもいない。

どういうことだ!

俺はパニックになり、頼りたくない秋人に電話していた。


[電話での会話]
プルルプッ、

藍「もしもし!?」

秋「あぁ、どうした?そんな焦って?」


藍「俺りなのクラス探したんだけど...佐藤りな、なんてこの学園に居ねぇ!」

俺は焦り過ぎて早口でいった。


秋「は!?ま、まて!
もしかして...いや…うーん?」


藍「お前知ってんのか?教えてくれよ!」

俺はこんなにも1人の女を必要とする奴なんだな?

自分でも知らなかった。

ありがとう、りな。
俺が知らない俺、を教えてくれて。