それでも好き

朝になって携帯をみてみると

『みなもどしたの?』

ときていた

あー私バカだな

まさくんの優しさが今はすごく悲しかった

『なんでもない
 美咲のこと好きなんでしょ?』

きっとなかなか返事こないだろうと思っていたが

−−−−ピロリン♪

『ごめんね』

まさくんからだった

その返事を見た瞬間涙があふれた

泣くなんて予想外だな

『お幸せにね』

これは精一杯のつよがり

最後まで私は甘えなかった