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「この時間だと、まだ全然みんな来てないんだね」
学校に着いたはいいものの、周りに生徒は全くと言っていいほどいなくて、靴箱閑散としていた
いつもは人がたくさんいて賑やかだから、なんか新鮮な気分
すると、入江くんが「朝練のやつらは直接部室にいったりするしね」とフォローをいれてくれた
だから歩いてるときよりも生徒が少ないんだ
「入江くんは部室に行かなくていいの?」
入江くんも朝練のために早く来てるんじゃ…………
「あー………、うん、俺は荷物だけは教室に置きにいこうと思ってさ」
「そうなんだ。それならよかった!」
入江くんは優しいから、私に合わせてここまで来させちゃったのかと思った

