すると、 どんっ 何かが俺にぶつかってきた。 と思ったら目の前には後ろに倒れそうになってる女子。 俺はとっさに手を伸ばしてそいつを引き上げた。 「キミ……大丈夫?」 そう声をかけた。 一応心配そうな顔をして。 え、なにこいつ。 めっちゃ可愛いじゃん。 俺の周りに群がる女なんかよりもずっと美人だと思う。 まぁ、女なんてみんな一緒だけど。