「めいは悪くない。ただ、俺にめいを守る強さがなかっただけだ。好きな人1人守れないなんて、情けないよな」



「違う!そんなわけない!私………いっつも自分のことばっかり考えてた。なんでふられたんだろうって、それしか考えてなかった。大翔の気持ち、全然分かってなかった…………」



私は大翔の彼女だったのに…………


すると、大翔は俯いてしまった



「俺さ………めいと別れたこと、ずっと後悔してたんだ。なんであのときめいを守ってやれなかったんだろうって。京都に来てからもずっと…………」



私と同じだ


大翔もこの2年間、私のことを忘れないでいてくれたんだ


想ってくれてたんだね…………