私が好きなのはキミだけだから。




「で、私と付き合ってくれるのよね?」


「受験が終わったらな。それまでは俺に関わるな」


「仕方がないわね……まあいいわ。楽しみにしてるから」



そして永島は満足そうに帰っていった





めい、ごめん………

ほんとにごめんな

そばで守ってやれなくてごめん………




ダンッ


「くそ………」


俺はやりきれない思いを壁にぶつけた