美しい桜との約束




「殺す。


新選組は所詮幕府の犬。犬は捨てられる運命だ」





「そうかもしれませんね。


会津藩に要請しても来ませんし・・・」





「ここで死ぬのも良くないか?」





「生憎、私の帰りを待っているねずみがいるんですよ。


なので死ぬわけにはいきません。


・・・私のかわりに死んでください」





カキンッ ガチャッ ガッ





「あなた意外に強いんですね」





「ヘラヘラ笑ってんじゃねーよ沖田ー!!!!」





ガキン パキッ・・・





「あ、刀折れちゃいましたね」





「な!!」





「じゃ死んでください」





ザシュッ





「ガハッ!!!」





「じゃあね」