「血を吐いたらしい。


総司が言わないでくれって言ってたから知ってるのは私、美桜君、土方君だけだ」





「私沖田さんの所に行ってきます!!」





「行ってらっしゃーい!」





私は部屋を飛び出して沖田さんのところに向かっていた。


門の前にはまだ新選組がいた。





「沖田さん!!」





反射的に叫んでいた





「大丈夫何ですか?!」





「君、一声がそれ?


本当馬鹿だよね・・・。


僕は大丈夫、元気だから」





「ならよかったです!」





とか言いながら大丈夫なんて絶対に嘘だ!


具合が悪いのは顔を見ればすぐに分かるよ!!


あっ!てか笑ってみんなを迎えるって山南さんと約束したのに・・・。