☆優里奈side☆




 わたしは由真ちゃんと涼馬くんと別れた後、隆也さんの部屋へ向かった。



「隆也さん、今よろしい?」


「優里奈。構わんぞ」



 隆也さんは執事さんを部屋の外へやると、わたしに椅子を薦め、向かい合わせに座った。




「どうした?」


「先ほど、由真ちゃんと涼馬くんにお会いしたわ」



「そうか・・・。
由真の執事がやめたからな、涼馬くんにした」



「涼馬くんって、都築の涼馬くんでしょう?
どうして、由真ちゃんの執事にしたの?」


「優里奈は反対か?」



「・・・いえ、むしろ賛成ですわ。
由真ちゃんと仲良くなれば、きっと涼馬くんは昔のように明るくなってくれるわ」



「優里奈もそう思うか?
僕もそう思ったからね。
涼馬くんを由真の執事にした。

だけど・・・正直心配だね」



「隆也さんも?」



「涼馬くんが、由真に危害を加えなければ良いんだが・・・」