なら、良いんだけど・・・。



「そうだ。少し時間あげるから、荷物の整理しなさいよ。
私部屋にいるから、終わったら声かけて?」


「はい」



 私は涼馬くん用に用意された部屋の扉を閉め、自分の部屋の中にあるベッドに寝転がった。


 荷物は少なかったけど、時間はかかるかもしれないし。



 怪我は・・・多分大丈夫ね。


 涼馬くん結構しっかりしていそうだから。



 あんまり障がいは気にならないと思うわ。






 私は、気が付いたら意識を手放していた。