・・・どれくらいの時間がたったのだろう。


 気が付かないうちに、私は眠っていたらしい。




「・・・涼馬くん?」



 涙のせいで顔にはりついた髪を離しながら、私は体を起こした。


 今、何時なのかしら?




 枕元にある時計は、15時をまわっていた。


 私、結構寝たんだな・・・。


 確か、お昼ご飯食べていなかったし。





 見渡す限り、部屋に涼馬くんの姿はなかった。


 ・・・どこに行ったのかしら?



 熱が下がっていたのか、私はすんなりとベッドを降りた。




コンコンコンッ
「涼馬くん?」



 部屋への扉をノックするも、何も返事はない。


 どこに行ったのだろう・・・?