マジですかいな~。


 多分、いや絶対暇だよぉ~!



「はぁ~い・・・」



 でも、おとなしく従う由真ちゃん。


 やはり良い子ですねぇ、由真ちゃんは。




 私、熱のせいでおかしくなっている。


 良い子なのは変わりないんだけどね?



 涼馬くんは、おかしくなった私に気が付いていないのか、りんごを果物ナイフで剥いている。



「涼馬くん、学校は?」


「おかしなことをお聞きになられるのですね」



 やっぱり私おかしいの?



「わたくしは由真の執事。
学校へ行っていたのも、全て由真を守るため。
由真がいない学校など行っても、何もありません。

そんなことで時間を潰すのであれば、わたくしは由真のお傍にいます」



 おいおい・・・。


 そんなかっこいい台詞、無表情のまま赤くならずに言うなよっ!


 少しは恥ずかしがりなさいよ!




 聞いているこっちが恥ずかしいじゃない・・・。