そうしている内に、ライオンの幻影がこちらにぐんぐん向かって来ている。
「四方八けっ………「破邏芽(はらめ)!!!」
私が魔法の技を繰り出そうとすると、樹璃が私より早く技名を言った。
――――――――パアッ!!!!!
眩い光が闘技場全体を包み込む。
―――ジュウッ…………………、
何かが焼ける音。
「風離(ふうり)っ!!!!!」
サラ―――――――……、
私と律佳の間を、灰が通る。
「ち………………っ、
光を浴びただけで灰になるなんて、羅威光牙も役立たずね。」
舌打ちをし、残念そうに言う律佳。
「そうかしら?案外、役に立ったと思うけれど。
………羅威光牙の力、最大限に引き出していないんじゃないかしら?」
私が挑発的に言うと、
「誰が、力を最大限に引き出せていないってぇぇえぇえぇぇぇ!!!!!!!!」
律佳が、叫ぶ、自分の喉がどうなっても良いかの様に。
「あんまり調子に乗るなよ!!!
――――――裂葉(さくは)!!!!!!」
――――ザアッ、



