でもこれは、私が自分で決めて取った行動。
樹璃が罪悪感を感じる事は、何もないわ。
「治癒、」
パアアアアアア――――、
ナイトメアに噛まれた傷痕が塞がってゆく。
数秒後には、完全に傷痕が塞がっていた。
「ナイトメアが付けた傷痕をたった数秒で塞ぐなんて…………。
ただ者ではないな、お前。」
驚いた表情をしたかと思うと、ニヤリと笑った律佳。
「ならばこれはどうだ?
――羅威光牙(らいこうが)!!」
―――バッチィ、バチバチ、
地面に雷が落ちたかと思うと、そこには、電気のオーラを纏ったライオンがいた。
――いや、ライオンでなく、ライオンの幻影だ。
「――行け。」
―――――ゴォッ!!!!!
律佳が目を細くし、睨む様に私達を見る。
――途端、
「きゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!」
律佳が笑い出した。



