「わ、私はっ!
りっちゃんを地位でなんか、見てないよっ!?
私はりっちゃんの事、大親友として大好き「ナイトメア!」
――ゴウンッ!!!
「…………あ……、」
樹璃の右手に絡み付く様に出て来た黒いジェル状の物。
その先端には蛇の頭の様な三角の形をした物が着いている。
私達、魔法を使える者は黒い蛇をナイトメアと呼んでいる。
――あれは………………!!
「食(は)め。」
「きゃあああぁあぁあああああぁ!!!!!!!!」
―――がぶっ………、
「………え、」
「―――――――っ、」
右手に傷みが走る。
「夏夜ちゃん…………!!!」
「黒破(こくは)!」
バァンッ!!!
「ぎぃやあああぁあぁああ……………!!!」
――シュウウ……………、
ナイトメアが消えていく。
しかし、私の右手からは、赤い液体が流れている。
「夏夜ちゃん、何で私を庇って…………!!」
そう。
私は樹璃を庇い、代わりにナイトメアに噛まれたんだ。



