――――――たっ………。
律佳の元へ駆けていった、樹璃。
がばっ!!
「は!?」
そして、律佳に抱き着いた。
「な…………っ、ちょ、離れなさいよ「嫌だ!!」
樹璃にしては珍しく、律佳に反抗した。
「離れろなんて、言わないでよ………………。
私はりっちゃんから離れたくないの………………………。
りっちゃんが………、
りっちゃんが大好きだから―――――――……!!」
目に涙を溜めて、力強く言い切った樹璃。
「はっ、私の事が大好き?
んなワケないだろ!
皆私を好きとか言っときながら、皆私から離れてく。
私を…………、
私を地位でしか見ないクセに――――――!!!!!」
そんな樹璃に対して、憎しみに溢れた表情をする律佳。
――地位でしか見ない………………?
どういう事?
律佳は一般人よね?
地位でしか見ないという事は……………………、
貴族という事なのかしら――――――――?



