「私が……………、
やらなきゃ……………………。」
カタカタと小刻みに震えている、樹璃。
怖いのは分かる。
でも、これは樹璃にしか出来ない事。
樹璃じゃなくちゃ、律佳は元に戻らない。
「……っむ、無理だよ!
私…………………っ、
私がりっちゃんを戻すなんて、出来っこない!」
ボロボロと涙を流して叫ぶ樹璃。
「樹璃、いい加減にして!!」
――ビクッ、
私が叫ぶと、樹璃は、肩をビクッと揺らし、涙目でこちらを見ていた。
「樹璃、何も難しい事をやって欲しい訳じゃないの。
樹璃は………………、
樹璃は、律佳に元に戻って欲しくないの?
ただ、ありのままの気持ちを伝えて来て。
律佳に、心の底からの気持ちを――――――――――……。」
最後にふんわりと笑うと、樹璃は何かを決意した様な表情になった。
「私に……………、私に出来る事があるなら、何でもする。
りっちゃんを元に戻すなんて無理難題、自信はないよ。」
力無く笑う樹璃。
「…………でも、りっちゃんを絶対元に戻してみせる。
だって私、りっちゃんの大親友だもん!」
だけど、最後には明るく笑いピースサインをくれた。



