莉奈「思ってたけど〜〜〜……その様子からすると違うみたいね?」
総司「僕達は子供じゃないからね?」
莉奈「ははははは……そうですね」
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夕餉後の壬生寺……
総司「これからは隠れて会わなくて済む。 みんなに認めて貰うって……こんな嬉しい事はないね」
莉奈「うん!幸せだね!」
総司「長州に気を付けながら街で逢瀬したりね……莉奈と二人で……」
莉奈「うん!楽しみ!!!」
総司「この星の数程の思い出を作る!」
莉奈「流石にそれは無理だろう…」
総司「何?人が浮かれてるのに横で茶々入れるの止めてくれない?」ジト
莉奈「スミマセ〜〜〜ン」クスクス
総司「……………………………。」
総司は満天の星空を眺めながら呟いた
総司「僕は……武士だから……」
莉奈「ん? うん」
総司は莉奈の肩を抱き寄せた
総司「雨降るから泣かないでよ?」
莉奈「え………」
総司「僕は武士だし……一番組の組長だから………斬り合いは一番多い。」
莉奈「……………うん」
総司「僕が死んだら……後追いせず……土方さんに付いて欲しい」
総司の目は星を捉えたまま………
莉奈「土方さんの恋仲になれと?」
総司「…………………。最終的にはね。
土方さんには莉奈が必要……。僕が生きてる間は譲るつもりはないけどね?」
莉奈「私は……みんなと戦う。勿論土方さんを支えながらね。 でも…まずは…総司の横で戦うよ」
総司はいつものように目を見開いて莉奈を見た
莉奈「私は……みんなと戦に出ます。その為に強くなった。少なくとも武田さんよりは……戦力になる」
総司「莉奈を戦には出さないよ」
莉奈「ふふふ……。私を何だと思ってんの? みんなを幸せにする仏ですよ?」
総司「違いますよ? 莉奈はただの人間。 不死身じゃない。全能の仏じゃない」
莉奈「悪いけど……総司の命令でもそれは聞かない」
総司はまた空を見上げた。
総司「莉奈は蔵に入れておこう」
莉奈「やれるもんならやってみろ!でも抜け出して戦場に辿り着いたら…文句言わないでね」
総司「本当……嫌な子」
莉奈「光栄です(クスッ!)私は周りに武士しかいないからね……一緒に生活していくうちに…自分の生き方も自然に見つかったんだよね……。短い人生でも、長生きしても……自分に嘘を付いて生きるのは嫌。それじゃあ……自分が死ぬ時、絶対後悔する」

