未来からの贈り物




夕餉後……

莉奈「左之!!! 私のお団子…どうしてくれる!!!」


左之の部屋に乱入中。


左之「あれは総司の団子!」


莉奈「キッタナイくっさい部屋にわざわざ来てやったんだから……総司食べかけの団子の弁償を………」


左之「変態だな……。そして臭くないし綺麗な部屋へようこそおいでくださいました」


莉奈「……………臭いっっっ!!!」


左之「良い香りだ」ケラケラケラケラ


襖を開けていたから総司がお風呂に入って行くところが見えた


左之の部屋にいるのはアリバイ工作と時間稼ぎ


左之「寒いから閉めろよ」


莉奈「臭すぎて鼻が曲がるっっ!!!」


左之「酷いな………」


莉奈「…………………これが……世に言う……男臭さって奴?」


左之「実に男らしい」


莉奈「土方さんと総司の部屋は臭くないよ?」


左之「新八の部屋は臭い」


莉奈「いらん情報ありがとう。片付けなよ………」


横に散らばってる書物をまとめた莉奈


莉奈「…………………。春画………。」
ペラペラペラペラ


左之「莉奈さんは……オナゴなので見ないで頂きたい」


莉奈「未来には実際に絡んでいるDVDがありますから…こんなものは平気です」


左之「素晴らしい………」


莉奈「目が輝いてますね……」


左之「羨ましい。お前の世が……」


莉奈は左之を無視して部屋を片付けてた


綺麗になった所で………


莉奈「次の甘味処は左之の奢りね?
どういたしまして」ニコッ!

莉奈は部屋を出た


左之「礼は言ってねぇーーーーーー!!! むしろ片付け自体余計な世話だ!」