未来からの贈り物




土方「でけぇ腹だな………」


莉奈「何?」


土方「もうすぐか?」


莉奈「3月末か、4月上旬ですね」


土方「そうか……。あと一月位か……。
どっちだろうな。俺に似ててもお前に似てても美男美女なんだけどな……」


総司「ひ〜じ〜か〜た〜さーーーん!」


莉奈「いつまで言ってんですか!!!」


土方「総司をからかうのは面白い……」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜………」


総司「家どうする?」


莉奈「早く見つけないとね……。産まれるまでに出ないと………」


土方「……………………………。
淋しくなるな………」


莉奈「まぁ、近くに借りますし、総司が自慢しに連れて行くと思いますし……」


土方「お前だよ……。朝から晩までギャーギャー言ってたお前がいなくなる……。屯所がまた静かになっちまうな……」


莉奈「ギャーギャー……ですか」ジト


土方「……………………………。
静かではないだろ。

見てただけで癒されてたからな……」


莉奈「………………小姓にしてくれてありがとうございます!」


土方「産んだらまた戻るんだろ?」


莉奈「落ち着いたら……政には参加ですかね………。後は……連合軍との戦」


総司「…………………戦」


土方「出したくねぇな………」


莉奈「まぁ、数年は無いので大丈夫ですよ!!!」


土方「最前線には出さねぇけどな……」


莉奈「私は通訳ですからね……実際戦場に立つことも無いと思います」


総司「そうなんだ!良かった……」



……………………………………




暫くして、慶喜が家を用意してくれた。


江戸城から屯所は目と鼻の先なのに、江戸城と屯所の間とか………。


しかも……親子3人で住むには広すぎる………。金銭感覚ないんだね………。


私、こんな家を毎日掃除しろと……?


絶対ふざけてるっっっ!!!


莉奈「広過ぎ…………」


慶喜「ま、天女ならこんなもんだろ」


莉奈「前にも言ったけど、私は質素に暮らしたいの……。普通の女として……」


慶喜「煩いっっっ!!! 有り難き幸せって言えばいいんだっっっ!!!」


莉奈「家賃払えないし、広過ぎて掃除出来ない」


慶喜「家賃はいらん。掃除は頑張れ」


莉奈「不幸の極みだわ〜〜〜〜」


慶喜「はいはい。早く越せよ? 子が産まれる前に………」


総司「ありがとう……ございます……」



慶喜はご機嫌で帰って行った


総司・莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜……」


近藤「まぁ、屯所にも城にも近いし、暫く様子見たらどうだ………」


総司「そうですね……。どうしても嫌ならヤヤコが落ち着いたらまた越せば良いよ……。ね? 莉奈」ナデナデ