暫く泣き、スッキリした莉奈は、総司の横に座った


総司「お疲れ様」


莉奈「うん」


総司「結構傷付く事、言われたもんね」


莉奈「え…………………?」


総司「え…………………?」


莉奈「誹謗中傷に泣いてたんじゃないよ? 未来にいる時も、そんなんばっかだし……。明日の戦の相手だよ……。

天狗党の十分の一の数でも……伊東さん達を殺すなんて……ねぇ〜?」


総司「そっちかっっっ!!!まぁね……。……脱走だと思って殺るしかないね……。莉奈が見なくて済むように努力する」


莉奈「………………………。うん……」


総司「部屋戻ろうか………」


莉奈「そだね………」


納屋の戸を開けると………


古株と晋作達…………


左之「絶対やると思ったのにっっっ!!!」


新八「くそーーーーーー!!!」


莉奈「外ですよ?」


平助「安心したような……悔しいような………」


総司「信じられないっっっ!!!」


莉奈「同じく…………」


慶喜「沖田……莉奈はどんな声で鳴く」


総司「はぁ〜〜〜〜〜〜?」


左之「頼むっっっ!!!それだけでも教えてくれっっっ!!!」


総司「……………………………。
さっ!寝ましょう…………」


莉奈「幕臣おめでとうございます!!!」


土方「あぁ。ありがとう。 で?
どんな声で鳴くんだ?」


総司「言いませんよ……………」ジト


莉奈「無粋ですね…………」ジト


平助「頼むっっっ!!!」


左之「この時代と変わりないか?」


総司「はぁ〜〜〜〜〜〜?」


新八「未来と何が違うんだっっっ!!!」


莉奈「変わらないんじゃない?」


総司「え……?何でこの時代のを知ってるの」


莉奈「何度慶喜の部屋に行ったと思ってるの…………………」


総司「……………………………。
まぁ……。基本的には変わらないんじゃない?声は高いかな………」


莉奈「っっっ!!! そそそそそ……
それは言わなくて良いんじゃない?」


左之「………………………。高い……」


新八「可愛い声で鳴くんだな」


平助「どんな感じ?」


総司「……………………………。」


莉奈「……………………………。」


総司「普段の莉奈とは全然違うから説明しようがない。 仕事の表情とも違うし……」


慶喜「聞きたいな………」


坂本「あまり莉奈を虐めるな」


晋作「天女だぞっっっ!!!」


玄瑞「確かに……見たい」


そんな会話をしているうちに部屋に着いた


総司「はい。お休みなさ〜〜〜い」


莉奈「お休みなさ〜〜〜〜い」


全「……………………………。」


左之「寝れねぇ〜〜〜〜〜〜!!!」


新八「何で寝れんだよっっっ!!!」


平助「暫くは寝られないね」