未来からの贈り物





四人「はぁ〜〜〜〜〜〜………」


左之「まさか……総司に取られるとはっっっ!!!」


新八「何故だっっっ!!!」


平助「莉奈ぁ〜〜〜〜〜〜………」


土方「莉奈は……前に、浮気する男は許せないと言ってたからな………」


新八「なるほどな…じゃあ総司だな!」


左之「どうせすぐ別れるって!!総司は色恋に関しては赤ん坊だからな!大人の莉奈は物足りなくなる!!!」


土方「そうだな! 総司が天女の扱いなんざ出来る訳がない!!!」


四人「………………………。天女……。

総司ぃーーーーーーーーーーーー!!!

天女に手出し禁止だぁーーー!!!」



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莉奈は総司から引き離された……。


酔いも覚め、土方の部屋に連れ戻され


莉奈「何で恋をしちゃいけないんですか!!!」


総司「莉奈は普通のオナゴです!!!未来から来た普通のオナゴじゃないですか!」


左之「未来から来たことがまず普通じゃないんだ!」


土方「俺が手をつけなかったのは、天女だから歯止めが効いたんだな」


莉奈「嘘つきぃーーーーーー!!!」


総司「ダメだと言われても莉奈とはお付き合いを続けますっっっ!!!」


新八「ダメだ!災いが起きたらどうする!」


平助「莉奈は天女だから…ダメだよ。」


総司「じゃあ……莉奈が言いよってきたら…皆ははっきり断れるのですか!!!」


莉奈「言い寄られたら……?」ジト


三馬鹿+土方「あ……あぁ……もちろん」


総司「声が上擦ってますよ……?」


土方「兎に角ダメだ!はい!解散!」


皆は立ち上がり部屋を出ようとする


土方「莉奈はどこ行くんだ!!!座れ!」


莉奈「かぁ〜わぁ〜やぁ〜!」


莉奈もみんなと一緒に出たが、そのまま総司の部屋へ………。


莉奈「私だって恋くらいするのにぃ」

と、畳でコロコロ転がる莉奈。


総司「近藤さんと話してくる」


総司が立ち上がり、襖に手をかけようとして


スパンッ!


総司「(ビクッ!)」


土方「莉ぃ〜〜〜奈ぁ〜〜〜!!!」


総司「部屋に入らないで下さい!!!」

と、通せんぼする総司。土方は腕をネジ上げた


土方「莉奈!来い!総司が刀を握れなくなるぞ?」


莉奈「脅しですか……」立ち上がって土方の横に立ち、総司を見た


土方が総司の手を離したのを確認し、総司の頬に手を添えて引き寄せた


チュッ!


莉奈「お休み!総司」


総司「(ニコッ!)お休み!莉奈」


土方「行くぞっっっ!!!」


莉奈「ムカつくっっっ!!!」


土方「ん?」


莉奈「…………………別に……」


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総司は近藤さんに直談判しに行ったが……怒られただけだった。。。