未来からの贈り物






莉奈「はいっ!お開きです!!!
今、言われた者以外は部屋から出て下さい。 新選組も残って………」


「ザワザワザワザワ」


天皇「早くせぬかっっっ!!!」


みんなはワラワラと部屋から退出……


みんなが横一列に並ばされ、尋問が始まる


莉奈「烝……島田さん!こっち来て!」


二人が来ると


莉奈「目が泳いでいる者や、下を向いている者、不審な動きをしている者が、何人かいるよね……。見張って?」ボソ


烝「お前は何すんねん」ボソ


莉奈「消去法で怪しく無いものは部屋から出し、怪しい者の逃げ道を塞ぐ」


莉奈は近藤、山南、土方に現状を話し、幹部に出入り口を塞ぐよう話した


莉奈はどんどん外へ出し、残り二十名。


良かった。組からは一人もいない。


薩摩からも………。


莉奈「私、部屋から出るから不審な奴見てて」ポソ


烝と島田さんにそう伝えて部屋を出ようとした


シュン シュン シュン

シュン シュン シュン


幕軍から三人、莉奈に向けて小刀を投げた


烝が苦無を投げ、三人を壁に貼り付けた


三人じゃ無いはず……


莉奈は烝の所に戻り


莉奈「まだいるはず……。私が一人一人見る。烝と島田さんと土方さんは一緒にいてください。

松原組長!天皇を部屋にお連れして!」


一人ずつ目を見る


莉奈「目を合わせて下さいね?」


このクソ寒い中、汗が凄いのが数名、息の荒い奴数名、目を合わせられない奴数名


莉奈は10名を絞り込み、土方に耳打ちした


土方は逃げられないように平隊士を出入り口を封鎖させ、10人の幹部を連れてきた


土方「いいか。逃がすなよ。莉奈は慶喜公の所にいろ。 山崎はいつでも苦無を投げられるようにしろ。殺さず捕縛。落ち着いて行け」ボソ


莉奈は慶喜の後ろに隠れた


慶喜は左手で莉奈を庇うようにし、右手はいつでも抜刀出来る様にしていた


莉奈「慶喜も気を付けて」ボソ


慶喜「シッ!」


緊迫した空気が満ちている


ギュッ!

慶喜の背中の着物を掴む莉奈


慶喜「大丈夫だ」ボソ


いやいやいやいや。万が一の場合、慶喜を投げる為に握ってるんですよ?


言わないけどね?


慶喜「可愛い所もあるのだな」


莉奈「……………………………。
(激しく突っ込みたい!!!)」