未来からの贈り物





土方「…………………。ケラケラケラケラ。目が座ってる!酔った勢いだな!これは無効!!!」


総司「酔った勢いであっても恋仲になったんですから莉奈は頂いて行きます!」


土方「い〜〜〜〜〜〜や……。ダメだ」


総司「接吻もしました」


土方「酔ってない時にもう一度言え。それで恋仲になったら部屋移れ」


総司「ヤです!!! あなたと莉奈が寝るのが嫌なんですっっっ!!!」


土方「はぁ〜〜〜〜〜〜………ダメだ」


総司「何故ですかっっっ!!!」


土方「お前は一番組組長だ……仕事で部屋を開けることも多い。 莉奈を一人にするのは危険だ」


総司「…………………。でも…土方さんと寝て欲しくない……」


土方「話は終わりだ。部屋に戻って寝ろ!!!」


総司は正座したまま動かない


総司「莉奈と共に戻ります」


土方「ダメだ。帰れ!!!」


総司「嫌です!」


土方「総司ぃ〜〜〜〜〜っっっ!!!」


バタバタバタバタ スパンッ!


左之「何だ何だ!」


新八「総司何したんだ!」


平助「莉奈……酔ってる……可愛い」


土方「はぁ〜〜〜〜〜〜………。」


総司「私は……莉奈と部屋に戻ります」


左之「どうした総司」


総司「莉奈と恋仲になったのに土方さんが同室にしてくれない」


三人はバッと莉奈を見る


莉奈「……………………………。」


左之「ケラケラケラケラ。酔ってるじゃねぇか………。」


新八「酔った勢いは無効だっっっ!!」


莉奈「総司が……好きです」


五人「っっっ!!!」


莉奈「総司といたいです。
酔ってるけど……酔ってるからつい出た気持ちじゃないんです……。総司は……仕事をしている偽物の私じゃなくて、本当の私が好きだと言ってくれます。

太っても良いって言ってくれます。

そんな総司が……好きです……。

好きだと言ったのは私からです……。」


総司「莉奈…………………。」


土方「…………………。分かった。総司の部屋に行け。総司が仕事の時は俺の部屋。 分かったか?」


総・莉「はい」ニコッ!


莉奈「ありがとうございます!土方さん……お世話になりました」


総司が荷物を持って部屋を出た



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