松原「あぁ。そうか……。
良いか。莉奈。良く聞けよ?
我々は此れが歴史なんだよ。莉奈は分かれ道を作ったと思ってるだろ? でも、今は此れが未来へ繋がって行くんだ。莉奈が作った道が我々には一本道であり、我々もお前の道を歩きたいと望んだんだ。行き着く先が死だとしても、俺は莉奈が作った道を歩みたい」
莉奈「うわぁ〜〜〜。松原さんがいっぱい喋った……」
松原「……………………………。
ちゃんと聞いていたのか?」
莉奈「はい。ありがとうございます」
松原「お前がこの時代に来てからもう既に変わっていたのかもしれないだろ?」
莉奈「本当に優し過ぎますよ?」
松原「俺が怒る時は、命を無駄にした時だ」
莉奈「そうですか……」
松原「怒られたくなきゃ……ちゃんと生きろよ?」
莉奈「そうですね……松原さんには怒られたくないですね………」
松原「ケラケラ…生きろよ?」ナデナデ
莉奈「はいっっっ!!!」
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翌日、莉奈は縁側で日向ぼっこしていた。 すんごい量のはんてん着てね……
手袋が…マフラーが…帽子が……欲しい…………………
土方「まるでダルマだな………。
着膨れてんぞ…………………」
莉奈「(ビクッ!)土方さんか……」
土方「今日は非番」
莉奈「そうなんですね〜〜〜。暇なら話しませんか?」ポンポン
隣に座れと促す莉奈
土方は莉奈の背中に張り付いて座った
左足は縁側に投げ出し、右足は立て膝ついて……莉奈の肩に手を回す
莉奈「総司に怒られますよ?」
土方「俺も寒いんだよ!」
莉奈「そうですか……。
指揮は大変ですか?疲れてますよね…」
土方「まぁな……。お前は?疲れてねぇか?」
莉奈「疲れ知らずです。戦に参加したい位です」
土方「あぁ?何言ってんだお前……。もう外には出さねぇよ。お前は御所内巡回してろ」
莉奈「いつも徘徊してます」
土方「知ってる」
莉奈「あ!そうそう。戦が落ち着いたら鉄を徹底的に柔術付けて下さいね。あなたの小姓ですからね」
土方「松原に言えよ」
莉奈「言ってあります」
土方「そうか。じゃあ、良いんじゃねぇか?」
莉奈「はい」
土方「……………………………。
相変わらず良い匂いすんな………」
莉奈「そうですかね……分かりませんが、男じゃないからですかね……」
土方「廓の女とも違うんだ……」
莉奈「……………………………。何でしょうね………」

