未来からの贈り物





莉奈「お疲れ様」


総司「うん」


莉奈「………………………………。」


総司「笑えば良いよ」


莉奈「ケラケラケラケラ」


総司「……………………………。」


莉奈「こんな戦中に皆に笑いを提供出来て良かったね」ナデナデ


総司「本当に怒ってんだけど」


莉奈「私は皆をどう笑わせようか必死に考えてたってのに……。」


総司「莉奈も剃り上げてあげようか」


莉奈「良いよっっっ!!! 剃り上げて」


総司「え?」


莉奈「私が死んだらみんな泣かずに済むよね!!! カミソリ持ってくるから待っててっっっ!!!」ニコッ!


パタパタパタパタ


グイッ!


総司「何言ってんの?」


莉奈「ほらぁ……みんな私のこと大好きだからぁ〜、もし死んじゃったら号泣でしょ〜? でも禿げてたら……つい笑っちゃうんじゃない?」ニコッ!


総司「まだ死のうとか思ってるの?」


莉奈「わざわざ死にに行くわけじゃ無いけど、戦中だからさ!何があるか分からないでしょ?」


総司「……………………………。
これ以上……怒らせないで」


莉奈「……………………………。
時は………………死んだんでしょ?」


総司「えっっっ?」


莉奈「時はもう死んでるんでしょ?」


総司「…………………何で?」


莉奈「生きてるの?死んでるの?どっちなの?」


総司「…………………生きてるよ」


莉奈「嘘つき…………………」


総司「え?」


莉奈「何で黙ってたの?私が泣くから?」


総司「…………………そうだよ」


莉奈「…………………そうだよね……。
お風呂入って来な……。私は夕餉の支度して来る」


総司「莉奈………」


莉奈「雨降るから……番傘持ってってね………」


パタパタパタパタ


総司「……………………………。」




……………………………………