総司「部屋……来る?」
莉奈「やめとく。また今度!お泊りしに行くね?」
総司「まだ……怖い? 傷…癒えてないの?」
莉奈は何も言わずニコッ!っと微笑みかけた
総司「それは無しにしても……部屋は異動して」
莉奈「何で?」
総司「土方さんと同じ布団で寝てるんだよねぇ? いつも抱き付いて寝てるんだよねぇ?恋仲が他の男と寝るのは駄目だよね?」
莉奈「私は抱き付いてないと思うよ?土方さんの許可が出れば…お邪魔しますね〜〜〜? 総司が説得してね?私は叩かれたくないからヤダからね?」
総司「分かってる。 じゃあ……説得しに行こう」
莉奈「え……今日? ほら…もう少し土方さんの機嫌の良い日のが良いんじゃない?」
総司「今夜は何処で寝るつもり?」
莉奈「…………………土方さん…」
総司「…………………。はい。立って!行くよ? もう酔いも覚めたでしょ?」
莉奈は立って数歩歩くも……もつれる。
総司「まさか…酔った勢いで言ったの?」
莉奈「ふふふふふ。酔った勢いが無かったら好きなんて言えないよ………」
総司「明日の朝……覚えてない……とか無いよね?」
莉奈「…………………多分………」
総司「…………………嘘…………」
莉奈「じゃあ……無かったことにしときましょうか………」
総司「忘れてたら……叩くからね?」
莉奈「はい………」
総司「はぁ〜〜〜〜〜〜……………」
莉奈「……………………………。」
総司「とりあえず……今日は土方さんの機嫌が凄く良いから行くよ」
莉奈「うん!」
二人は仲良く手を繋いで屯所へ戻った
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土方の部屋にて
総司「今日から莉奈は僕の部屋に越しますねーーーーーー」
土方「ダメだ」
総司「恋仲になったんです!」
土方「っっっ!!!」土方は莉奈の顔を見た。
莉奈「……………………………。」

