未来からの贈り物





山南「今日はあなたの兄が遊び相手です」


莉奈「はい。お兄さん」


山南「あなたは前に、心の拠り所を探せと言いました」


莉奈「はい」


山南「私の拠り所は……組です。
今は何よりも大事だと思っています」


莉奈「良かった」ニコッ!


山南「妹も大切なんです。分かりますか?あなたに救われた日々は尊い。辛かったが……あなたが導いてくれた」


莉奈「兄を思うのは当然でしょう?」


山南「同じ尊皇で救われました。
同盟など、無理だと思ってたが、莉奈は諦めなかった。諦めたら其処で終わりですね……」


莉奈「違いますよ……。私の意思を受け継いでくれる人達がいるでしょう」


山南「あなたにしかできない」


莉奈「山南さぁん……私も山南さんには凄く助けられました。辛い時、いつも助けてくれました。 私の役目は同盟を組み、日本を纏めること。もう直ぐお役目は果たせる筈です」


山南「此処まで引っ掻き回したんですよ?貴方には先を見る義務がある」


莉奈「はい。死ぬつもりは無いんですよ? 生きて…総司と子供を育てる目標もありますし……。死にたいとは思ってません。生きたいと思ってます」


山南「先を……見ましょうね」


莉奈「はい!勿論っっっ!!!」



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莉奈「今日はポッチャリ玄瑞だね?」


玄瑞「ポッチャリって言うなっっっ!」


莉奈「玄瑞は……長州の中では一番付き合いが長いんだって知ってた?」


玄瑞「禁門からだな……」


莉奈「仲間を殺してごめん」


玄瑞「…………………俺らもな……」


莉奈「始めからやり直したい」


玄瑞「そしたら……何を変える?」


莉奈「池田屋からやり直したい」


玄瑞「あぁ。そうだな……」


莉奈「今では長州が大好きだよ」


玄瑞「いつか……下関以外の長州を見せてやる」


莉奈「私の趣味が旅だって話したっけ?」


玄瑞「いや? もっと長州が好きになるぞ?」


莉奈「楽しみにしてる」ニコッ!


玄瑞「あぁ…………………」


莉奈「宿は宜しく!町か海が一望できる綺麗な宿ねっっっ!!!」


玄瑞「任せろ……子供も連れてな…?」


莉奈「ありがとうっっっ!!!」



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