未来からの贈り物





グイッ!


左之「はぁ〜〜〜〜〜〜……。
疲れが吹っ飛ぶ…………」


慶喜「俺の物を盗むとは良い度胸だ」


総司・莉奈「違うっっっ!!!」


新八、平助、坂本、晋作、土方を経て、
漸く総司の下へ帰還した莉奈。


晋作「お前、本当に21か?」


莉奈「もうすぐ22だよ〜〜〜。ヤダな」


土方「島原行きてぇな……」


晋作「御所から出たら祇園行こうぜ」


左之「喜んでっっっ!!!」


莉奈「気になるのが伊東さん達だよね」


土方「戦に出ないつもりか……」


慶喜「新選組の内情を熟知してるからたちが悪い」


総司「近藤さんと、莉奈の首を狙って来るはず……」


土方「何をもって終戦とみなすか……」


莉奈「年が明けたら会津と、見廻組、奇兵隊は撤退で良いよ。様子みて幕府軍も撤退」


慶喜「新選組は?」


莉奈「休みを与えながら交代で御所内の警護を……。 隊士達も疲れてますから休みを…………」


土方「莉奈……史実で孝明天皇が崩御されるのはいつだ」


莉奈「12月25日。間も無くです。」


慶喜「前後は重圧に警護するぞ」


全「はい」


莉奈「熱い……もう上がります」


総司「僕も行くよ」


莉奈「うん。ありがとう」



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何故か休みの幹部が莉奈にくっ付いている。


莉奈「休みなんで、好きな事して下さいよ」


近藤「たまにはゆっくり娘と過ごしたい」


莉奈「お父さんには感謝してもしきれません」


近藤「組にもかなり貢献してくれた……。 それに、本当の娘の様に思ってる」


莉奈「そんなに年変わりませんよ?」


近藤「でも、血の繋がりはあるんだ」


莉奈「不思議ですよね………」


近藤「莉奈……」


莉奈「はい?」


近藤「戦が終わったら、天然理心流の免許取れ」


莉奈「はい。そのつもりです」


近藤「世が落ち着いたら総司と試衛館を継げ」


莉奈「え? 試衛館は周平が……」


近藤「谷三兄弟は……亡くなった……」


ポロポロポロポロ ザーーーーーー


史実を変えた……。周平は……死ななかったのに……。


近藤「だから死ぬなよ?息子を失ったばかりで娘を失うなど、親不孝だぞ?」


フワッ


莉奈「お父さん……。ごめんなさい。
私、孝明天皇の盾になります」