未来からの贈り物





平助は腰を抜かしながら後ろに後ずさる


坂本「……………………………」


坂本さんと中岡さんは少しずつ少しずつ後退し、スッと隠れた


ヤバいのが残った…………………


慶喜、近藤さん、山南さん、源さん、新八。


新八はもう気を失っているのかビクともしない


どうしよう…………………


お偉方相手にドッキリがバレたら……


すると……丁度厠に向かおうとしている孝明天皇発見!


莉奈は天皇に助けを求めるべく、方向転換し、足を引きずりながら歩き出した。


慶喜達は、天皇を襲うのかと思ったらしく、刀を莉奈に向けた


彼ら相手に丸腰の莉奈……………。


殺されるっっっ!!!


莉奈はダッシュで天皇目掛けて走り出した


同時にお偉方も走り出した


ヤバイ!間に合わない!!!


お父さんの刀がスレスレに来た時に、横に逸れ、お父さんの腕を蹴り、刀を弾き、背負い投げして地に伏せた


親不孝な娘をお許し下さい……。

お父さんに手を合わせる莉奈


山南さんが刀を振り上げた時、懐に入り込み、足払いをかけ、バランスを崩した時に、胸倉を掴み、源さんに向けて放り投げた


残るは天皇と慶喜…………………


どうにか逃げてしまおう


慶喜「消えろっっっ!!!」


莉奈「…………………………。」


私も消えてしまいたいっっっ!!!


スーーーーーー


私の前にいつの間にか時が現れた


慶喜の驚いた顔は今でも忘れられない


何でそんなに驚くの………


莉奈「助っ人?」


時「はい…………。行ってください」


慶喜は時に手を伸ばした


体を慶喜の手がすり抜けた


莉奈「え…………………。」


慶喜はそのまま莉奈の胸元を引き寄せ背負い投げされた


莉奈「いたっっっ!!!」


慶喜「っっっ!!! 莉奈か?」


莉奈「ち………違います」


慶喜「……………………………。」


裾を捲られた


サラシを指さし


慶喜「申し開きしてみろ」


莉奈「な………何のことやら……。
時っっっ!!! 助けてっっっ!!!」


時「離してください……お願いします」


慶喜はふっ!と笑い、莉奈を離すと、
莉奈は証拠を隠滅させるべく、走り去った



……………………………



時「莉奈は死ぬつもりです。目を離さない方が良いです」


慶喜「だから……………か………」


時「守りたいんです。莉奈を……」


慶喜「いつだ」


時「間も無くです。だから…きっとこんな悪戯を……」