未来からの贈り物





総司と久々に二人きりの時間が出来た


莉奈「邪魔させるから屋根の上行こうよ」


総司「良いけど気を付けなよ?」


総司がどこからかハシゴを持って来た


莉奈「こんなの無くても登れるよ?」


総司「知ってる。怪我が悪化したら困るしね」


莉奈「それなんだけど……そろそろ復帰したいんだけど」


総司「馬鹿なの?まだサラシだらけなのに……」


莉奈「松本先生が大袈裟に巻いてるだけで、もう塞がってるし痒みも無いんだよ?」


総司「年明けまで出なくて良いよ……。正直、莉奈が戦に出てない方が集中出来るしね」


莉奈「何かイラッときた」


総司「もう直ぐだよ」


莉奈「あまり怪我人も出てないし……そろそろ終結かな〜〜〜〜〜〜?」


総司「退き際が分かんないよね。この戦。降伏とか無いから、終わりが見えないと言うか……」


莉奈「敵自体ハッキリしてないもんね」


総司「そう………」


莉奈「慶喜は何て言ってる?」


総司「同じだよ。何をもって終戦となるのか……ってね……」


莉奈「年明けたら平隊士だけ屯所戻してみる?」


総司「ん〜〜〜〜〜〜……。」


莉奈「天狗党みたいなデカイ組織はもう無いだろうし……」


総司「うん。慶喜公と話してみるよ」


莉奈「うん。屯所帰ったら赤ちゃん出来ると良いね〜〜〜?」


総司「今でも良いんだけどね……。もう戦は莉奈出なくても大丈夫だし……」


莉奈「ケジメは付けよう。私だけ幸せにはなれないよ」


総司「これが何年も続いたらどうするの!!」


莉奈「それは無いでしょ」


総司「そうだけど………」


莉奈「早く帰りたい」


総司「本当だね………」


莉奈「もう師走かぁ〜〜〜〜。今年は殆ど御所だったね………」


総司「早かったね〜〜〜」


莉奈「私は心身共に痛い一年でした」


総司「違いない」クスクス


莉奈「取り敢えず町に行きたいね。」


総司「迎え討ちに遭うのを防ぐ為に御所に留まってるの。分かりますかぁ?」


莉奈「知ってますよっっっ!!!」


総司「戦が終わったら……町に行こう」


莉奈「っしゃあ! 楽しみ!」


総司「他は?何したい?」


莉奈「早く赤ちゃん欲しい!!!」


総司「僕もだよ」


莉奈「家茂を守れなかったけど……天皇は守るね?」


総司「御所の警護を頼むね」


莉奈「父を……お願いします」ニコッ!


総司「任されました」


莉奈「いつか……道場を開きたいな…」


総司「ん?」