未来からの贈り物





天皇はこの会話を聞いていた


天皇「どうしたら……。ろくに兵士が休める場もない。いつ戦があるか分からんから酒も呑ませてやれん。皆疲れ切っておる」


家臣「正室様と側室様を安全な所に移されたら部屋が空きます。布団を目一杯敷けば眠る場は確保出来ます」


天皇「そうしてくれ。妻達は何処か安全な寺へ……。庭にも仮の屋敷を作れ。」


慶喜「私の側室も連れて行って下さい。私も広い部屋はいりません。新選組と同じ部屋で構わない」


天皇「変わったな。慶喜」


慶喜「この戦で兵と共に戦ったからでしょう。大至急、手筈を整えて頂きたい」


家臣「はっ!」


慶喜も幹部達の所へ行き、座った


慶喜「疲れたな…………………」


莉奈「すみません」


慶喜「お前の為に戦ってるんじゃない。勘違いするな。国の為だ」


全員黙って頷いた


慶喜「莉奈……怪我はどうだ」


莉奈「大丈夫です。優秀な先生がたくさんいますから」


慶喜「…………………あぁ。
オナゴなのに………済まないな……」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜……。
本当にお岩さんの気持ちが分かります」


全「ゲラゲラゲラゲラ」


総司「……………………………。」


慶喜「顔だけでも無事で良かった」


頬を撫でる慶喜


左之「ボロボロの体になっちまった莉奈も抱けますか?」


慶喜「あぁ? 問題ない。なんだ……」


晋作「何だそりゃ」


新八「莉奈が自分の体が醜くなったって言うから……」


慶喜「抱いて欲しいか?」


莉奈「いえ。全然」


晋作「俺も抱ける」


平助「俺も。寧ろ、頂きたい」


玄瑞「抱けるな」


一「問題なし」


莉奈「一!お疲れ様」


一は戦から帰還


慶喜「莉奈は……莉奈だろ」


総司「沖田莉奈ですけどね?」


慶喜「煩い。お前は黙ってろ」


総司「それは出来ません」


莉奈「いや………。本当…酷い傷なの」


慶喜「後ろ向け。前押さえとけよ」


慶喜は帯を解き、莉奈の背中を見た


全「っっっ!!!…………………。」


土方「…………………問題ない」


慶喜は着物を着せ、帯を緩く結んだ


慶喜「痛まないか?」


莉奈「平気」


慶喜「想像していたより良かった」


左之「あぁ」


総司「月日が経てば肌色になりますしね」


慶喜「よく生きれたな。寧ろ誇りに思うべきだ」


莉奈「そう……ですか?」


土方「いつでも抱いてやる」


総司「もうやめて下さい」


莉奈「…………………………。
ありがとう」


総司「莉奈ぁーーーーーー!!!」


莉奈「あ。違うよ。慰めてくれてありがとう」