未来からの贈り物





御所でもまた昨日のお説教の続きを聞き、不機嫌MAXの莉奈。



慶喜「ご立腹だな」クスッ!



莉奈「黙らないとマジでキレる……」


慶喜「……………………………。
相当だな…………………。 少し休ませろ」


土方「しかし、皆隊士も同じく疲れていながら隊務をこなしています故……」


莉奈「私はオナゴーーーーーー!!!」


土方「……………………………。
分かった。一日休みをやる。稽古と、これからの征討の手筈の幹部会は出ろ」


莉奈「巡察だけ免除と言う訳ですね」


土方「悪い。今お前が抜けると困るんだ」


莉奈「わ。か。り。ま。し。た!!!」


総司「とりあえず、どの程度の攘夷集団がいるかが問題ですね……」


土方「いつ民に知らせるのですか?」


慶喜「報せを出すといつ攘夷が動き出すか分からん。横浜帰りの隊士達の健康管理を整えろ。それが出来たら孝明天皇から報をだす」


土方「はい」


莉奈「徹底的に御所と大阪城を守らないと……。

……………………………………。


無茶なお願いしても良いかな?」


慶喜・土方「駄目だ。話すな!!!」


莉奈「お願いだから聞いて」


慶喜「いや……断る」


莉奈「………………………………。
あのね? 家茂を……ムグッ」


土方に口を塞がれた


土方「止めとけ」


慶喜「聞きとうない!!!聞かぬ!」


莉奈「ムグムグムグムグムグ……」


土方「黙れっっっ!!!」


莉奈「ムグムグムグムグムグ……」


土方「黙らんと接吻する」


莉奈「………………………………。」


土方「手を離すぞ?黙れるか?」


莉奈「(コクコク)」


土方は手を離すと、深呼吸した。


息を整え


莉奈「家茂を御所に移して」


バチン! バチン!


莉奈「叩かなくてもーーーーー!!!」


土方「無茶を言うなっっっ!!!」


慶喜「馬鹿すぎる……」


莉奈「そもそも、慶喜が此処に住める事自体、有り得ない事だからね?」


慶喜「まぁ……そうだが……一橋家だから出来た事だ。俺が徳川だったら無理だろう」


莉奈「公武合体を成功させ、二人の命を守らなきゃいけない今、そんな事……言ってられるの?」


慶喜「家茂には幕府軍があるから大丈夫だろう!」


莉奈「………………………………。
そうかなぁ……。 何か嫌な予感がする」


慶喜「と、言うと?」


莉奈「火のついた矢を放たれたら……」


土方「それは此方も同じ条件だろう!」