未来からの贈り物





天女として生きろと怒鳴られた時、あろうことか、キューパーに刀を突き付けた総司。


莉奈に小銃が掠めた時、組の皆がまた抜刀した。


一ヶ月程して慶喜とキューパーが意見の食い違いで胸ぐらを掴み合い、私達が必死に宥めた。


慶喜が会談で熱くなっちゃったから頭から水をかけた莉奈。


慶喜に頭を叩かれた莉奈。


それに激怒して抜刀した総司。総司を威嚇する近藤さんと土方。


桜の木の下でのお。も。て。な。し。は、最高の出来だった。


まぁ、しいて言えば、莉奈は寝てはいけなかったこと。


最後の夜の宴会は最早同志。


言葉は通じないけど、同じ戦士。


通じ合う物があったのだろう。


左之や新八は何でもさんきゅーで済ませる。 2ヶ月もいると、相手が何を伝えたいかは身振り手振り、ニュアンスで大まかに分かるものだ。


交渉中も、会談が無い時は陸で木刀を使い、手合わせもしていた


フェンシングも教わっていた。


槍を扱う左之は楽しかったようだ。


日本軍にとって、この二ヶ月は試練でもあり、学ぶ事も非常に多い、濃い日々となった


総司「キューパー達にまた会えるよ」


莉奈「多分会うことはもう無いよ…。
指揮官が変わる筈。海軍の兵士達はまた会うこともあるかもしれないけどね。

でも、次、もし会うことがあれば、ミサンガが切れていて欲しい」


総司「…………………。そう……。」


莉奈「今思うと……楽しかったね!」


総司「条約……良かったの?」


莉奈「うん。……桜の木を見て思ったの。 私は……天女としてしか生きられないんだって……! でも、勘違いしないで?やらされるんじゃなくて……やりたいの。沖田莉奈として……あの桜を守りたいって……。 だから、総司にも応援して欲しい」ニコッ!


「強くなったなっっっ!!!」


総司「また来た……。はぁ〜〜〜〜。」


莉奈「左之ぉ〜〜〜!邪魔しに来たわけじゃ無いよね?」


左之・新八・平助
「いぇ〜〜〜〜〜〜す!!!」


莉奈「いぇ〜〜〜す!!!じゃねぇ!」


土方「お疲れさん!!!」


莉奈「みんなも来たんだ……」


近藤「何だよ。邪魔か?」