莉奈「土方さん!横浜に吉村貫一郎さん連れてって良いですか?」
土方「あぁ?なんだよまた……」
筆を置いて莉奈を見る
莉奈「文武両道だし…監察方だし」
土方「何かあんのか?」
莉奈「いいえ」
土方「いらないだろう」
莉奈「駄目?」
土方「駄目じゃねぇが……」
莉奈「ありがとう!連れて行くね?
あっ!今から総司と逢瀬して来ます!」
スパンッ!
土方「巡察までに帰れよーーーーーー!!!」
莉奈「分かってまーーーーーーす!」
バタバタバタバタバタ
莉奈「吉村さん!十日後に横浜港へ参りますのであなたも御同行願います!
それじゃあ……失礼致します」ニコ
吉村「はい……。ですが……何故私なのです」
莉奈「報奨金が出たら、御家族に送れるじゃないですか」
吉村「ご存知だったんですか?」
莉奈「ふふふ。 御家族を大切になさって下さい」
……………………………………
総司「何なの?」
莉奈「新撰組に忠義を尽くす愛妻家ですよ。 あなたの行く末の様ですね」
総司「ふぅ〜〜ん」
莉奈「映画は創作だけど、史実では鳥羽伏見の戦いで銃弾を受けて戦死。
残して来た御家族は貧しいみたいだから仕送りしてるんだよ」
総司「そこまで心配しなくて良いのに」
莉奈「持ちつ持たれつ!」
総司「お人好し」
莉奈「何が悪い!八方美人と言われようが女狐と言われようが私は私」
総司「はいはい」
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総司「何したい?」
莉奈「お店巡り!」
色んな店を見て回り、刺繍糸を購入
総司「ミサンガ作るの?」
莉奈「そう!みんな切れちゃったしね」
総司「私達はまだまだ切れそうもないね」
莉奈「お互い願い知らないけどね?」
総司「同じかなぁ?」
莉奈「絶対ないな」
総司「そうなの?」
莉奈「うん。無いね」
総司「何?」
莉奈「言うわけないじゃん!!!」
総司「ふふふ。願いが叶わなくなっちゃうからね? 私も言いませんけど……」
莉奈「うん。そうだね。お腹すいたぁ。何か食べよ?何食べたい?」
総司「そうめん!」
莉奈「良いよ? 行こう」
総司「莉奈は食べたい物無いの?」
莉奈「お腹空いてるから何食べても美味しく食べれる」ニコッ!
総司「謙虚だね〜」

