未来からの贈り物




莉奈「私は未来には帰れないんですか?」


総司「……………………………。
帰りたいですか? 何度か帰る機会があったようですが……彼女が此処を選んだんです」


莉奈「あなたといたいからですかね?」


総司「だと嬉しいですね?」


莉奈「私達は……何処までの関係ですか?」


総司「……………………………。」


莉奈「……………………………。」


総司「大人ですからね……?ふふふ」


莉奈「そう……ですか……」


総司「あなたが思い出すまで何もしません。 安心して下さい。」


莉奈「はい」


総司「抱き締めるのは許して下さい。
私の帰る場所なので……」


莉奈「ん?」


総司「私とあなたが帰る場所はお互いの胸なんです」


莉奈「???」


総司「だから……抱き締める許可を…」


莉奈「は……はい……」


総司「ありがとう」ニコッ!


二人は抱き合いながら眠りについた



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一月後

莉奈は屯所へ戻った。しかし、不動堂村屯所と言うところで、私が住んでいた八木邸と、言うところではないらしい。


総司も仕事復帰した


組長達は今まで通りに……と、からかってきたり、抱き締めたり、頭を撫でたり、手を繋いだりしてきたが……


その度に莉奈はビクッ!っとなったりオドオドしたり警戒したりしていた。


総司とは同じ部屋。


莉奈「随分私は可愛がられていた様ですね」


総司「まぁね……。恋仲としては凄く複雑でしたよ?」


莉奈「すみません」


総司「だからぁーーー……莉奈はそんな簡単に謝らないの!!!」


莉奈「はい」


総司「何かしたいことある?」


莉奈「竹刀を握りたいです」


総司「木刀しかありませんよ?
それに、まだ骨が完全じゃないから稽古はまだダメです」


莉奈「そうなんですか………」


総司「他には?」


莉奈「特に……何も……。て言うか、私は此処で何してたんですか?」


総司「主に稽古と巡察。あとは左之さん達と遊んだり、僕と逢瀬してました」