総司「……………………………。
何するつもり？ 歴史を変えようとしてないよね………。」


莉奈「自分で自分を守るだけじゃ……壬生浪士組が戦で居ない時、私が襲われたらどうする？」


総司「……………………………。」


莉奈「自分の為に………」


総司「…………………………。良いよ」


莉奈「え……。」


総司「良いよ。教えてあげる」


莉奈「マジか………。」


総司「何？教えて欲しかったんじゃないの？」クスクス


莉奈「絶対ダメだと思った…嬉しい！お願いします！！！組長！！！」


総司「僕は……厳しいからね……。泣かないでよ？」ナデナデ


ーーーーーーーーーーーー



翌日から厳しい稽古が始まった。


総司「…………………。泣かないでよ。泣いたら教えられない」


莉奈「……………。良いから続けて！」


総司「…………………。虐めてるみたいじゃない………」


莉奈「良いの！！鼻水だと思ってて！」


総司「はぁ〜〜〜〜〜〜……。分かった。」


……………………………………



新八「総司くん………。何してるんですか？」


左之「莉奈に筋肉を付けないで頂きたい」


平助「総司！！！止めろぉーー！！！」


土方「どうゆうつもりだ……。総司。莉奈泣いてるだろ。それに怪我したらどうするつもりだ」


総司「私も断ったんですけどね………」


莉奈「私は……強くなりたいんです！一人で生きていく強さを持ちたいんです！この件に関しては…引きません！！！

あなた達は武士です！いつ死ぬか分からない中で守られてるだけだと…あなた達が死んだら……私は……この時代で心身共に生きていく力はない！」


幹部「……………………………。」


莉奈「皆で私を強くしてっっっ！！！」


土方「…………………。分かった」


平助「土方さぁ〜〜〜〜〜〜ん……。
頼むから止めて！！！男前の莉奈なんかいらないっっっ！！！」

左之「その通りだっっっ！！！」

新八「莉奈が左之みたいになったら………。（ブルブル）」


莉奈「写真集とDVDは全て処分します！今までの私とはさよならです！！！」


三馬鹿➕土方
「だめだーーーーーっっっ！！！」


平助「…………………。仕方ない。俺が責任持って処分してやる」


ゴンッ！ゴンッ！ゴンッ！


左之「お前に任せるくらいなら俺が処分する！」


新八「イヤイヤイヤイヤ………俺が処分する」


土方「俺が預かる。副長命令だ」


三馬鹿「酷ぇーーーーーっっっ！！！」


ーーーーーーーーーーーー