山南「何やっているのですか!!」
莉奈「あなたを助けに……。」
山南「己の身は己で守る!!!」
莉奈「火事に気付いてないと思ったんです!早く行きますよ!」
山南「言われずとも!」
莉奈「先に行ってください!私荷物!」
山南「あなたは馬鹿だ!命より大事な物はない!」
莉奈「分かってますが、行きます。生きながらえてもパソコンとデジカメとスマホは命より大事です!」
山南「……………………………。
共に行きます」
莉奈「直ぐ外に出られるから大丈夫です!」
莉奈は走って部屋へ向かった
真っ暗な中、煙で中が良く見えない。
手探りで探し出し、スーツケースに入れて部屋を出ると、一味が二人。
スーツケースを2人目掛けて投げ、怯んだ隙に居合い。 斜め上に斬りつけ、反動を利用し、右から左に腹を切り裂いた
残り一人………。
莉奈「……………………………。
私を殺せる?」
まだ鉄之介位幼い子。
一味「仕事だから……」
莉奈「手が震えてる………。やらされてるんじゃないの?」
一味「……………………………。」
莉奈「おいでっっっ!!!」
スーツケースを持って刀を持ちながら手首を掴んだ
一味「止めろっっっ!!!」
莉奈の手を払う男の子
莉奈はため息をついてスーツケースを庭に放り投げた
莉奈「何?」
一味「お前を殺せば……借金は帳消し」
莉奈「……………………………。
殺したい?」
一味「殺さないと………」
莉奈「……………………………。
良いよ。 殺して。 私にあなたは殺せない」
莉奈は刀を鞘に収めた
一味「……………………………。
何故………」
莉奈「岩倉にやらされてるんでしょ?
自分の意思じゃないよね……?
まだ……鉄之介と年も変わらないじゃない……」
一味「……………………………。」
カタカタカタカタ………。
刀を構えるが、手が震えている
莉奈「殺るなら……ためらい傷を負わせないでよ?三月前に刺されたばかりで痛いのは嫌。一突きで殺りなさい」
一味「天女も痛いのか?」カタカタカタ
莉奈「当たり前でしょ?あなたと同じ血が通ってるんだよ?女狐と呼ばれれば傷付くし、斬られれば血も出るし痛いよ」
一味「まるで人間だな」
莉奈「人間だよ」

